60代女性「銀歯の被せ物がとれた」白いジルコニアで治療した症例

2026.01.12

治療前

今回とれた左下第二小臼歯(左下5番)に被せてあった銀歯がとれる前の画像です。機能的には問題がなかったため治療の対象には入りませんでしたが、ご本人は銀歯が目立って嫌だったそうです。しかし取れてしまった以上、白い歯に入れ替えたいとのご希望があり、ジルコニアに入れ替えることに決まりました。

治療後

残った歯の量や形から審美的ではあってもセラミックは積極的にお勧めできないとお話しした結果、ジルコニアに決まりました。

その他

治療から2年が経過していますが、外見や機能に問題はありません。2年の間に手前のプラスチックの被せ物もジルコニアに変っています。

年代と性別 60代・女性
はじめのご相談内容 左下第二小臼歯(左下5番)に被せてあった銀歯がとれたとお見えになられました。(治療前画像は銀歯が取れる前の状態)
診断結果 拝見するととれた銀歯の周囲に変色がみられたため銀歯に不適合部分があったことがわかります。
軽度の虫歯もあったため、とれた銀歯をそのままつけるのではなく、作り直した方がメリットが高いとご説明しました。
行った治療内容 虫歯の位置と大きさ、そして歯の状態が取れやすい形に整形されていたため、可能な限り多くの歯を残しつつ多少設計を変えて再製作することをご提案しました。
治療選択肢としては同じ銀歯、1本奥に入っているジルコニア、金合金、セラミックがあることをご紹介しましたが、色調は歯に合うものの残った歯質の量と形、歯を削る量からセラミックは積極的にお勧めできないこともお話ししました。
その結果ジルコニアをご希望になられたため、虫歯除去と歯の整形後仮の歯に入れ替えました。
その後経過に問題がなかったため、歯型を取って簡易的なジルコニアを歯に接着して治療は終了しました。(治療後の画像)
このケースのおおよその治療期間 3回
おおよその費用 47,590円(仮歯を含む)
現在の様子 口を開ければ目立っていた銀歯がなくなり口元が明るくなりました。
治療後2年が経過していますが、食生活や日常の問題はみられません。
この治療の後手前の歯もプラスチックからジルコニアの被せ物に変わっています。
今後も定期検診とメンテナンスで維持していきたいと考えています。

治療のリスク ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、ジルコニアが割れる可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
クリニックより 当院では2種類のジルコニアがあります。今回のケースの簡易的なジルコニアと治療精度を上げて虫歯や歯周病に強くなる本来のジルコニアです。
歯のことを考えれば理想は後者ではありますが、手前の歯に被せてあったプラスチックのように摩耗や強度不足、変色など耐久性不足を起こさず、また銀歯の色調を避け白い歯を入れたいが費用を抑えたいご希望を実現するために当院では簡易的なジルコニアという選択肢を設けています。