40代女性「左下奥歯の銀歯を白くしたい」セラミックで治療した症例
2023.09.19
治療前1
治療後1
治療前2
治療7年後
年齢と性別 | 40代・女性 |
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ご相談内容 | 左下の歯(左下5・7番)の銀歯の詰め物を白い歯に替えたいとお見えになられました。(治療前1の写真) |
カウンセリング・診断結果 | 拝見すると左下奥歯に詰めてある銀歯と歯の適合が不十分なため隙間があり若干引っかかりがありました。見た目の問題だけでなく、将来的な虫歯リスクを考えると適合がよい詰め物に交換するメリットはあると判断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 以前に右側の他の歯の治療でセラミック(e-max)を何本かお入れしており、ご本人が気に入っておられることと、同質の材料で上下左右揃えることでお口全体の硬さのバランスが取れることから、今回も同じセラミック(e-max)をご提案しました。
銀歯を外し多少傷んだ部分を補修した後、歯型をお取りし、仮の歯をお入れして当日の治療が終了しました。次のご予約で歯にセラミックを接着して治療は終了しました。(治療後1の写真) その治療から6年後に左下6番に詰めてあったセラミックと歯の境目が虫歯かもしれないとおっしゃってご来院されました。拝見すると噛み合わせ部分の歯とセラミックの境目に小さな凹みがありました。歯質かセラミックかどちらか不明ですが、食事等の際に一部小さく欠けたものと思われました。 欠けて残っている歯質が薄いため、今回は詰め物ではなく被せものをお勧めしました。無理をして薄い歯質を残すと噛む力でその部分が欠けたり割れるリスクがあるためです。 詰め物を外し、歯の整形後歯型をお取りし、仮の歯をお入れして当日の治療は終了しました。その次のご予約時にセラミック(セルコン)を歯に接着して治療が終了しました。(治療後7年の写真) |
治療期間 | |
治療回数 | 最初の治療、後の治療共2回ずつ |
費用目安 | 最初の治療202,820円(仮歯を含む2本) 後の治療147,380円(仮歯を含む1本) |
術後の経過・現在の様子 | 治療後はご希望通りの白い歯になり、噛み合わせや食生活、日常の問題はみられません。現在は定期健診とメンテナンスにお通いになられて現状を維持されていらっしゃいます。 |
治療のリスクについて | ・治療中に痛みを伴う場合があります ・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります ・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります |
クリニックより | 最初の治療から7年が経過していますが、歯と詰め物の美しさは維持できています。咀嚼は人間も生物として欠くことができないものですから、美だけでなく歯としての本来の機能を今後もサポートさせていただきたいと考えています。 |
e-maxなど詰め物・被せ物の種類や特徴はこちらをご参照ください。