40代女性「奥歯の銀歯の詰め物がとれた」セラミックに入れ替えた症例

2023.09.27

治療前

治療前

 

治療1年後

治療後

 

治療7年後

7年後

 

年齢と性別 40代・女性
ご相談内容 昔に詰めた左下の奥歯(左下7番)の銀歯の詰め物がとれたとお見えになられました。
カウンセリング・診断結果 拝見すると左下7番に詰めてあった銀歯が取れて穴が開いている状態でした。(治療前の写真)食べ物が詰まるだけでなく、歯を削って詰めてあったものが取れていることは歯の表面を覆っているエナメル質がなく弱い象牙質が露出している状態ですので容易に虫歯になる懸念があります。何らかの詰め物で弱い象牙質を覆い、咀嚼できるように噛み合わせを修正する必要があります。(治療前写真)
行ったご提案・治療内容 詰め物にも種類があり、保険の銀歯とプラスチック、自己負担のセラミックや金合金、ジルコニアの選択肢をご説明しました。それぞれの特徴やメリット・デメリットをお話ししたところ、耐久性があり見た目をよくされたいご希望によりセラミック(e-Max)を選択されました。

治療初日に詰め物に適した形に歯の整形を行い、歯型をお取りして仮の歯をお入れしました。次のご予約でセラミックを噛み合わせの調整後に歯に接着して治療が終了しました。(治療後の写真)

治療期間
治療回数 2回
費用目安 101,410円(仮歯を含む)
術後の経過・現在の様子 詰め物がとれて歯に空いた穴は治療により塞がり、噛むことへの不安は払しょくされました。虫歯になりやすい状態から脱することができただけでなく、セラミックの利点である治療の痕跡がわからない自然感になりました。治療後には食生活や日常の問題はみられていません。
治療のリスクについて ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
クリニックより 治療1年後の写真では手前の歯にはまだアマルガム(銀色の詰め物)が入っていますが、この治療から1年後に同じセラミック(e-Max)に置き換わっています。治療7年後の写真を見ると左下の歯からすべての金属がなくなっただけでなく美しさが保たれています。(治療7年後の写真)

セラミック(e-max)など詰め物・被せ物の種類や特徴はこちらをご参照ください。