20代男性「以前より歯の色が少しずつ茶色になってきた」ホームホワイトニングで白くきれいな歯を手に入れた症例

2023.11.04

ホワイトニング前・後

ホワイトニング前ホワイトニング後

 

ホワイトニング後のシェードガイド比較

年齢と性別 20代男性
ご相談内容 歯の色が少しずつ茶色になってきたため、以前から歯の色が気になっていた。ホワイトニングをしたことが無いので試したいとご相談を受けました。
カウンセリング・診断結果 歯の色には個人差があり、Aは黄色系、Bは黄色とオレンジ系、Cはグレー系、Dは黄色とグレー系の色調と4種類の系統に分類されています。さらにそれぞれの系が1~4段階あり、合計で16の色調に分類されます。歯の色にはたくさんのバリエーションがあるのです。
日本人成人の歯の色調はシェードガイド(色見本)でA3前後の方が多い傾向にあります。日本人はA系統の色調が多いため、A1が最も白く数字が増えるほど色が濃くなります。
一般的に歯の色が白いと感じるのはA1やA2になりますが、他の歯の色との調和やお顔や皮膚の色との調和なども考慮に入れて目指す色調をお考えになられるのも一つの方法です。拝見すると前歯の色調はシェードガイドでA3.5程度の濃さでした。(ホワイトニング前の写真)
行ったご提案・治療内容 ホワイトニングの種類は主に2つあり、ご自宅で出来るホームホワイトングと歯科医院で行うオフィスホワイトニングです。それぞれの特徴をお伝えし、ホームホワイトニングを選択されました。(ホワイトニングの種類、特徴の詳細は下部のリンクから)

ホームホワイトニングは歯型をお取りしてその方の歯にピッタリ合うトレー(マウスピースの様なもの)を作製します。そのトレー内部にホワイトニングの薬剤を入れて歯に被せて一定時間放置します。その間の薬剤の漂白効果により歯を白くするホワイトニングです。持続した一定時間が必要なため、多くの場合は夜間の寝ている時間帯に行われることが一般的です。

特徴としては、歯並びの変化や歯の治療などで歯の形が変わったりトレーが破損しなければ薬剤を買い足すだけでいつでもホワイトニングをご自分で行えます。すなわち一度ホワイトニングを終了しても、再度変色が気になればそのトレーで再度ホワイトニングを行うことができるのです。
トレーを製作する初期費用はかかるものの、ランニングコストは薬剤費だけと低く抑える事ができます。また院内で短時間に行うオフィスホワイトニングに比べ時間をかけて白くしていくため、歯の内部まで白くなり自然な白さが得られます。

この方のホワイトニング後にはA3.5からA1まで3段階色が白くなりました。(ホワイトニング後の写真)
撮影条件等で色調が変わって見えることがあるため、当院では写真撮影の際に色調が変化しない色見本(シェードガイド)を一緒に写し、他の歯だけでなく色見本との色調の変化を確認する方法を取っています。元の色との比較をするとその変化がより分かりやすいでしょう。(ホワイトニング後の色比較)

治療期間 約3ヵ月
治療回数 2回
費用目安 38,500円(トレー作製+薬剤1本)+1,500円×3(追加の薬剤)
術後の経過・現在の様子 しみや知覚過敏などもなく、健康的な白い歯を保たれています。
治療のリスクについて 虫歯や歯周病などの病気が無い状態でしか行えません。病気を悪化させる可能性があるため、基本的な歯科治療が終わった後に行う必要があります。
知覚過敏などが発生する場合があります。知覚過敏が出た場合は中断し、落ち着いてから再開してください。程度や経過によっては歯科医師に相談してください。
無カタラーゼ症の方は絶対禁忌となっております。
また、妊娠中や授乳中、未成年は行わないほうがいいでしょう。
詰め物やかぶせ物は白くすることが出来ないため、ホワイトニング後に色が合わなくなることがあります。
人により早く白くなる方と、白くなるのに時間がかかる方がいらしゃいます。
クリニックより ホワイトニングは歯の病気が無ければリスクが少なく行える治療です。またホワイトニングは、オフィスとホームがあります。どれがいいというより、どれがご自分のご希望やライフスタイルに合っているのかという観点でお選びになられるといいでしょう。
その方とのご相談によりお勧めする方法をご紹介しておりますので、歯の色が気になっておられる方はお気軽にご相談ください。ご自身のご希望やライフスタイルに合わせて行うことができます。

ホワイトニングの詳細は下記をご覧ください。
ホワイトニングとは