20代女性「歯が黄色いので歯を白くしたい」ホワイトニングで歯を白くした症例
2024.05.13
治療前
歯が黄ばんできたので白くされたいと来院された20代女性の方です。
治療中
ホワイトニング直前にホワイトニング前の色を色見本を使って記録します。この方の色はA2とほぼ同等でした。ホワイトニング後に色見本との違いで効果を判定します。
ホームホワイトニングのために使うマウスピースと漂白剤です。このマウスピースの中に漂白剤を入れて歯に装着したまま就寝します。起床時にマウスピースを外し歯をティッシュペーパーで拭ってうがいします。
治療後
今回は自宅でマウスピースの中に漂白剤を入れて就寝し、期間をかけて徐々に白くするホームホワイトニングをご希望されました。治療後1か月、ホワイトニング後の画像です。
ホワイトニング前の歯の色は色見本ではA2でしたが、ホワイトニングによりA1と同等になり一段階白くなっています。
年代と性別 | 20代・女性 |
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はじめのご相談内容 | 歯が黄色いのが気になるので歯を白くしたいとお見えになられました。 |
診断結果 | 拝見すると色見本(シェードガイド)でA2であり日本人の平均的な色調A3より若干白い色調でした。(数字が小さいほど白い)虫歯と歯周病にはかかっておらず、ご希望されているホワイトニングができる状態だと判断しました。(治療前画像1と2) |
行った治療内容 | 元々の色調が平均より1段階白いため、白くなる程度には限界があることをご説明しました。ご了解が得られたのでホワイトニングについてご説明いたしました。 ホワイトニングには医院内でホームホワイトニングより強い薬剤を使って短時間で行うオフィスホワイトニング、歯型をお取りして専用のマウスピースを作製しその中に弱い薬剤を入れて主に就寝時にご自宅で行うホームホワイトニングがあります。 どちらがご自身のライフスタイルに合っているかでご判断されることをご説明いたしました。特徴としては、 〇オフィスホワイトニング ・ご自身の手間がかからない手軽さ ・短期間で白くなる 〇ホームホワイトニング ・マウスピース作製に初期費用はかかりますが、再度薬剤だけを購入すればご自分でホワイトニングすることが可能(ランイングコストは低い) ・ゆっくり白くなるので期間はかかりますが、後戻りがオフィスホワイトニングより少ない ・オフィスホワイトニングより自然な白さになる ・ゆっくり白くなるメリットは、ちょうどいい白さをご自身で判断できる こうしたご説明とご注意をお話ししたところ、ホームホワイトニングをご希望されました。歯型をお取りし、次回マウスピースをお口にはめてチェックしてその日の夜からホワイトニングを始められました。(治療中画像2) 1か月後に来院された時点では当初A2であった色調が1段白いA1になっていらっしゃいました。(治療後画像1と2) |
このケースのおおよその治療期間 | 約1ヵ月 |
おおよその費用 | 38,500円(トレー作製+薬剤1本)+1,500円×2(追加の薬剤) |
現在の様子 | ホワイトニング時に時々起こることがあるしみる症状はまったくなく、ほぼ毎日マウスピース内に薬剤を入れてお休みになられていたそうです。 約4週間ほどで歯の色が白くなって口元が明るくなりました。治療後も食生活や日常の問題はみられません。 |
治療のリスク | ・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります ・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります ・自費診療(保険適用外治療)です |
クリニックより | ホワイトニングはオフィスホワイトニングかホームホワイトニングのどちらがいいかとお尋ねをいただくことがあります。 どちらがご自身のライフスタイルに合っているかでお決めくださいとお話ししています。 中にはオフィスホワイトニングで一気にある程度白くした上に、ホームホワイトニングでその白さを維持したりさらに白さをお求めになられる方もいらっしゃいます。しかししみるなどの症状が出るリスクは増えてしまいますのでご注意ください。 ホワイトニングの詳細は下記をご覧ください。 ・ホワイトニングとは |