50代女性「銀歯が入った歯の舌触りが悪い」銀歯をジルコニアに入れ替えた症例

2026.07.27

治療前

銀歯が入っている左上7番(左上第二大臼歯)の舌触りが悪いとご相談を受けました。ほんの小さな一部分に銀歯と歯の境目の不適合が見えます。その部分の舌触りが悪いことが原因だと判断しました。

レントゲンでは虫歯は確認できず一見問題がないように見受けられます。

治療後

噛む力が強くかかる部分に歯と人工物の境目を設定したことが今回の原因であるため、力がかかる部分をジルコニアで覆った被せ物に交換した状態です。

その他

治療から1年が経過していますが変化はみられません。舌触りの悪さは再発していません。

年代と性別 50代・女性
はじめのご相談内容 定期検診時に銀歯が入っている左上7番(左上第二大臼歯)の舌触りが悪いとご相談を受けました。
診断結果 レントゲンや見た目には一見問題は見当たりませんが、ほんの小さな一部分に銀歯と歯の境目の不適合が見えます。
舌は口の中に入ったミクロンの太さの髪の毛も触知できる敏感さがあるため、このわずかな隙間も感じるのだと判断しました。
またこうしたことが起こる原因は歯と詰め物の境目が弱く、その部分に噛む力が強く当たっている場所であったことです。
再発防止の観点から設計を変更する必要があります。
行った治療内容 銀歯と歯の間のわずかな隙間の内部に虫歯があるか現在の検査ではわかりません。
しかし現在ジルコニアの詰め物が入っている手前の歯詰めてあった銀歯を過去に外したところ虫歯が内部に見つかった経緯がり、今回も不安だから今回も同じくジルコニアの詰め物に入れ替えたいとのご希望でした。
銀歯を外すと歯との境目に黒い不適合部分がありましたがまだ虫歯にまでは至っていませんでした。
歯質が薄く欠けやすい部分があったため治療当日に歯の整形後歯型を取り仮の歯を入れました。
次回のご予約でジルコニアを歯に接着して治療が終了しました。(治療後の画像)
このケースのおおよその治療期間 2回
おおよその費用 92,950円(仮歯を含む1本)
現在の様子 治療後は舌触りの問題はなくなり、食生活や日常の問題はみられません。
現在は定期検診で経過を拝見しています。
1年後の定期検診時に拝見した際にも異常はなくお困りの再発もありませんでした。
治療のリスク ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、ジルコニアが割れる可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
クリニックより 機械類でも部品と部品の接合部は強度的に弱く、また部品同士の精度により不具合が出やすい部分です。これは歯と銀歯においても同じことがいえます。
精度を高めてできるだけピッタリと作ることが隙間を極力小さくすることになり、虫歯や歯周病の発生を抑えてくれます。
しかしこの精度を高くする治療が保険の範囲に収まらなくなるため自己負担が生じてしまいます。