ホワイトニングについて知りたい（費用・効果・時間など）

歯の色調の改善にはクリーニングとホワイトニング、人工の歯があります。
今回はホワイトニングについてお話しさせていただきます。

ホワイトニングとは

歯の黄ばみや加齢などによる歯の内部の変色を改善する治療です。
人の歯は大なり小なり加齢により褐色方向への変色が起こります。これが黄ばみの原因です。
元の歯が白ければ歯を削るなど歯に傷をつけずに、ホワイトニング専用の漂白剤の力で白い歯を取り戻すことができます。
ホワイトニングにはホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2種類があります。

1．ホームホワイトニング

ご自宅で歯を白くするホワイトニングジェル（漂白剤）を入れたマウスピースを装着する方法です。
医院で歯型を取りその方の歯にピッタリ合った専用のマウスピースを作るため、装着感や漂白効果、液漏れなどの面で優れています。
数時間以上継続して装着する必要があるため、就寝時間に行うことが一般的です。
白い歯に戻るのに時間はかかりますが、白さの継続性はオフィスホワイトニングに勝ります。
またマススピースを残しておけば、ホワイトニングジェルの購入だけで再度ホワイトニングができるメリットもあります。

2．オフィスホワイトニング

医院内で漂白剤を歯に塗布し光を当てて歯を白くする方法です。
ご自身で行う必要がない手軽なホワイトニングが特徴です。
毎日ホワイトニングすることが面倒な方には向いています。
ホワイトニング専用のマウスピースを作る必要がないため、来院回数や初期費用は少なくなります。
短期間で白くすることができる反面、白さの継続性はホームホワイトニングが優れています。

2つのホワイトニング選びのポイント

漂白効果や白い歯の持続性、ご自身での簡便性、費用などが異なります。
どちらのホワイトニングがご自身のご希望やライフスタイルにマッチするのかなどの詳細は下記の記事をご覧ください。
最初にオフィスホワイトニングで短時間である程度白くしておいて、その後ホームホワイトニングでさらに白く、そして白さの継続性を求める方法もあります。
ご本人の元々の歯の色調にもよりますが、ホワイトニングでどの程度白くなるか、期間はどの程度かかるのか、費用などは後の症例をご覧ください。
ホワイトニングについて

ブリーチング（ウォーキングブリーチ）

歯の神経がなくなったことによる歯の内部変色を改善する治療です。
歯の内部の変色であるため歯の表面からの漂白であるホワイトニングでは効果があまり期待できません。
そのため歯の内部に直接漂白剤を入れるブリーチング（ウォーキングブリーチ）で白い歯を取り戻す方法です。
歯を削らずご自身の歯をそのまま使える点がメリットですが、神経を取るために歯に開けた穴による歯の強度低下や虫歯治療により歯質の減少による歯の強度低下が著しい場合は人工の歯による歯の色調改善が望ましい場合もあります。
治療による変化や期間、費用などの実際は後の症例をご覧ください。
治療の詳細は下記の記事をご覧ください。
歯を内部から白くするウォーキングブリーチ